ドラマ『きのう何食べた？』
私の小さな楽しみと言えば、日本のドラマです。
2019年春ドラマ、全体的に今一つ、これ絶対に見なくちゃという思いを引き起こしてくれるものがありません。
そんな中、一つ楽しみにしているのが『きのう何食べた？』です。
金曜の深夜にやっているテレビ東京のドラマで、設定的には予算低めに見えるのですが（すみません）、役者さん的には、なんで深夜テレビなの？というくらい豪華です。
これもそうですが、最近は殆ど漫画のドラマ化が多いですねぇ。
主人公は、西島秀俊さんと内野聖陽さんで、一緒に暮らすゲイカップルを演じていらっしゃいます。
最近は日本でもゲイをテーマにしたドラマが増え、とても素晴らしいことだと思います。
さすがテレビ東京。
かくいう私も、日本を離れた2001年に遡りますが、コーヒーショップの隣の席で、ゲイカップルが、手を握りあい、キスをしたのを生まれて初めてみたときは、一緒にいた友人と共に固まってしまったことがあります。未だに忘れていません。
あれから18年たって、いろんなゲイの方々と知り合う機会あり、私の中で、ゲイの人々が特別な存在ではなくなっています。
セクシュアリティは人それぞれの個性であって、人種、宗教、肌や髪や瞳の色が違うように、そして人それぞれの性格が違うように、セクシュアリティも違って当然なんだと普通に受け入れている自分がいます。
さて、ドラマの話に戻ります。
ストーリー自体は、ほんと、普段の生活で起こるような小さなことがテーマ、どきどきはらはらするようなストーリー仕立てでもないんです。
次回が早くみたいと思わせてくれるストーリー展開でもありません。
毎回、ほのぼの・・・とした感じ。でも、このほのぼのさがいいんです。
感情移入してしまうこともないし、はらはらどきどきもないし、見合った後にほのぼのさがふわっと残る感じ・・・。
そして、毎回でてくる、お料理番組的な構成も気に入っています（まぁ、実際に真似するわけでもないんだけど）。
この二人最後は結婚するのかなぁ・・・なんて思いきや、日本ではまだ同性婚が法的認められていないんですよね。
私の住んでいる国では法的に認められています。
男同士であろうと、女同士であろうと、愛は愛。わざわざ（笑）結婚して一生添い遂げるという誓いを立てたい人々を国として認め、支えてあげられる日がいつか日本にもくるとは思いますが、それが一日も早く訪れるよう祈るばかりです。
