人生、これでいいのか
最近、出張の旅から戻ったところです。
飛行機に乗る度に、特に離陸するときに、何故か、いつも頭をよぎることがあります。
もし、飛行機事故にあったとして、そこで私の人生が終わるとしたら、私は、その瞬間、
「あぁ、いい人生だった。悔いは無い」
と思えるのか?ということです。
答えはいつも、Noです。
いつも思い出すのは、あの有名なThe Top Five Regrets of the Dying。死にゆく人々が残す後悔の言葉の言葉。
1. I wish I’d had the courage to live a life true to myself, not the life others expected of me.
人の期待に応えることばかり考える人生じゃなくて、自分の気持ちに正直に生きたかった。
2. I wish I hadn’t worked so hard.
仕事ばっかりの人生に後悔しているということですね。
3. I wish I’d had the courage to express my feelings.
もっと自分の気持ちを表現していればよかった。
4. I wish I had stayed in touch with my friends.
友人ともっといい関係を続けていればよかった。
5. I wish that I had let myself be happier.
自分をもっと幸せにしてあげればよかった。
私的には、3以外は全部当てはまります。
私、家族を犠牲にしても仕事に生きているタイプなので、家族内では好きに生きているけれども、仕事内では、クライアントさんを大切にしすぎて、自分の生活を振り返っていません。自分の幸せより仕事に生きてます。仕事が好きと言うより、責任感から来ていると言ってもいいでしょう。
仕事ばっかりで、友人と会うのもぐっと減っています。家族も後回し。主人も私の仕事ばっかりの人生には不満のようです。
何よりも、仕事ばかりの人生に自分がハッピーじゃないです。仕事は好きでも、お休みとか全然とってないです。休みを取る度に、いろんなことに手を回していくのが大変ですし、なんやかんやと休み中もクライアントさんのケアをしてしまう・・・。
組織の中で働いているときの方が、ずっと楽でした。
自営となると自分がすべて責任を負うことになるので、責任感強さから、仕事ばかりの生活になってしまいました。
特に主人が2018年にリタイヤして、主夫をやってもらうようになってから、ますます仕事しかしなくなってしまい、状況は悪化するばかり。只今、家事は自分の洗濯ものだけです(家事と言えるのか?)
自分のアイデンティティのため、自分の足で立っているという実感のほしさのため、ひたすら走り続けてきたけれど、すこし自分のありかた、自分と仕事のあり方を見直そうと思っています。
この問題は今に始まったことじゃなくて、ずっと、ずっとありました。
リタイヤはそんなに遠くないけれど、スパッっと止められない以上、少し自分の仕事へのスタンスを変えてみようと、いま、少しずつwork-life balance問題に取り組んでいこうと思っています。
だって、自分にどれくらいの人生・時間が残されているなんて、誰にも分かりませんものね。突然余命宣告されるかもしれませんしね。
私の人生、こんなんではいかんやろって。
主人は多趣味で友人が多いので、リタイヤ後の人生を楽しんでいるけれど、私が彼との時間をしっかりとっていないことを不満に思っているのも重々承知です。
ため息・・・。
さて、どうやって取り組んでいこうか・・・。